性愛セラピスト®トレーナーの たかぎあき【大阪北摂・兵庫芦屋】です。
これまで、発達心理について
「発達心理とは?」
「心の発達にも段階がある!」
について書きました。
ここで、私が大学時代に学んだ
「発達心理学」の教科書のコラムで
発達心理について非常にわかりやすく書かれていましたので、
一部抜粋してご紹介します。
【 発達段階と舞台 】
(「発達心理学への招待」より)
発達心理学は、
子どもの発達をいくつかの発達段階に区分し、
段階から段階への移行の様子をあきらかにして、
発達を説明しようとする。
この「段階(stage)」という言葉には、
英語の「舞台」という意味もある。
劇作家シェイクスピアは、
「この世は舞台であり、人間は役者である」
という有名な格言を作った。
その意味は、
段階は人間が生活を演じる活動舞台であるといえる。
また逆に、舞台はいくつかの場に分かれた段階であるともいえる。
このことは、子どもの発達段階を考えるとき、
また人生の段階を考えるとき、大きな示唆を与えてくれる。
次のようなシェイクスピア劇のセリフがある。
ジェイキス:
『全世界が一つの舞台、そこでは男女を問わぬ、
人間はすべて役者に過ぎない、
それぞれ出があり、引っ込みがあり、
しかも一人ひとりが生涯にいろいろな役を演じ分けるのだ、
その筋は全場七つの時代に分かたれる、、、』
このコラムは、人間の発達段階を
とてもわかりやすく説明してます!
発達段階が舞台だとしたら、
ひとりの人間において、
その場面でいろいろの役が変わっていくだけ。
だとしたら、
あなたは、今、どの舞台にいて、
どんな役を演じていますか?