性愛セラピスト®トレーナーの たかぎあき【大阪北摂・兵庫芦屋】です。
『発達心理』とは、
人が生まれてから死ぬまでの、心と身体の発達のことです。
発達には、発達段階があって、適切なステージと課題があります。
人にはだいたいこんなふうに成長していきまーす!って
いう段階があるのです。
たとえば、生まれてたの赤ちゃんが
生後1日で急にペラペラおしゃべりできるようにならないですよね?
最初は、喃語と呼ばれる「あー」とか「うー」とかから始まり、
単語を1語、2語、そして徐々に単語をつなげて、
段階を経て、会話ができるになっていきます。
つまり、発達には段階があるということです。
心理の発達段階で有名なのが、
E.H.エリクソンが提唱した、
心理=社会的発達段階論(=ライフサイクル論)です。
簡単にいうと、
人間の心理は、人や社会との関わりの中で、
段階的に、成長していくというものです。
人生の各発達段階には
乗り越えるべき課題(発達課題)と
危機(心理社会的危機)が設定されています。
そして、発達課題がどのように解決されるか、
もしくは解決されないかによって、
その後の人格形成に大きく影響を及ぼすとされています。
やり残した課題があれば、あとから追っかけてきます(笑)
心理=社会的発達段階論では、
発達段階が8段階に分けられており、
各段階の発達課題が「vs」という対の形で表記されています。
①乳児期(0歳~1歳半頃)
基本的信頼感 vs 不信感
②幼児前期(1歳半頃~4歳)
自律性 vs 恥・羞恥心
③幼児後期(4歳~6歳)
積極性(自発性)vs 罪悪感
④児童期・学童期(6歳~12歳)
勤勉性 vs 劣等感
⑤青年期(12歳~20代前半)
自己同一性(アイデンティティ)vs 自己同一性の拡散
⑥成人期(20代後半~30代)
親密性 vs 孤立
⑦壮年期(40代、50代)
世代性 vs 停滞性
⑧老年期(60代以降)
自己統合(統合性)vs 絶望
この8つの段階を経て、
人は生まれてから死ぬまで、
心の発達を遂げていきます。
少しずつ紹介していきますので、
気長にお待ちくださいね~♪